リアガーデン阿見店・冬の初めの植物メンテナンス!
今年の冬は例年に比べて暖かいですね。
やっと野山の木々や街路樹も紅葉が本格化してきました。
リアガーデン阿見店で育つ植物たちは、
弊社のシンボルツリー・ヤシの木の雰囲気に合わせて、
トロピカルな雰囲気の植物を各所に織り交ぜています。
今年の冬は暖かいとはいえ、さすがにもう12月。
一部植物の植え替えとメンテナンスを行いました。
シンボルツリーのヤシは
フェニックス・ロベレニー Phoenix roebelenii です。
ヤシの中でも比較的耐寒性のあるタイプで、
近年のブルックリンスタイルの
インテリア・エクステリアの
流行と共に大変重宝がられている品種です。
(弊社はブルックリンスタイルの流れではなく、
社名がハワイ
(「Li'a」=‘あこがれ’)
であることから
シンボルツリーがヤシなのですが…(^^;)
ロベレニーは0℃くらいまで屋外で管理できますので、
もう暫くは店舗の屋外で育てていきますが、
霜が降りる頃には店舗の中で管理します。
今年は12月初旬でまだ新芽を伸ばしているロベレニー!
何ともシンボルツリーとして頼もしい限りです。
ロベレニーの足元には、
夏バージョンとして、
イポメア‘テラスライムと
ランタナ‘サニーイエローを
植栽していました。
どちらもよく繁茂し、
夏から秋にかけて
とても美しい葉色と花姿を見せてくれていました。
この2種は一旦撤収!
イポメアは「観賞用のサツマイモの葉」です。
掘り上げると、見事な「イモ」ができていましたので、
地上部をカットし、
イモの状態で新聞紙に包み、
室内で管理して冬越ししてみることにしました。
来春の芽吹きが楽しみです!
ランタナも別の鉢に移植し、仕立て直します。
そして今回新たに植栽したのはプリペット‘忘れ雪’。
黄斑(散り斑)のプリペットです。
これから鉢を店内に取り込むことも考慮し、
ビオラやアリッサムなどの
冬開花する一年草ではなく、
ある程度日陰でも育つ
カラーリーフプランツを選びました。
一方、白く丸いフォルムの鉢に植えられていた
這性のビンカ(ニチニチソウ)は、
まだ花も蕾も持っていたため、
植え替えを先延ばしにしました。
枝垂れて伸びる這性のビンカは
草姿も美しく整い、
ローメンテナンスで
寄せ植えにとても使いやすく、おすすめです!
そして、角型のプランターでセンターとして大活躍のユーフォルビア‘ブラックバード’。
冬になってもその草姿は乱れず、葉色もますます深みを帯びてきました。
耐寒性もあり、年間を通してオーナメンタルプランツとしての役割を存分に果たしてくれる、優れものです。
(※オーナメンタルプランツ…植物の中でもとりわけその葉や花、株全体のフォルムなどが装飾的・特徴的な植物のこと。)
このプランターは、ユーフォルビアの背後に控えるカラタネオガタマ‘ポートワイン’や、ゴールデンプリペットの枝を多少切り詰め、透かす程度のメンテナンスで済みました。
ユーフォルビアの脇に植えられたランタナ‘ムーンホワイト’はまだまだ咲き続けています!
こちらはウェルカムボードの足元に添える鉢植えです。
夏バージョンはホスタ‘グァカモール’でした。
こちらも冬は地上部が枯れることから
別の場所で養生し、
シキミア‘マジック マルロー’に植え替えました。
近年のホームセンターのクリスマスシーズンの
主役はやはりシキミアでしょう!
元々日本のミヤマシキミ Skimmia japonica が
ヨーロッパに渡り、品種改良されて逆輸入、
日本で再認識されるようになったシキミア。
花のように見えるのは蕾で、
花よりも蕾の色彩の方が観賞価値が高いです。
植え付けた鉢の色、また床のレンガの色ともマッチして、
阿見店にご来店のお客様を明るくお迎えしています!