タイトル

土浦市・H様邸の植栽工事を行ってまいりました。

H様の奥様は風水にも明るく、その方角と色彩に基づいた植物材料の選定と配植を行いました。　

何はともあれ、まずは外構部分に土が落ちて汚れないように、しっかりと養生。

こちらは玄関ポーチ前。日々、最も身近に感じられる位置の植栽です。

この場所は、敷地の「北西」の方角にあたり、風水の習わしから「白」にまつわる植物を選定しました。

今回選んだのは、白い実を付ける「ナンテン」です。

ナンテンは「難を転ずる」として古来建物廻りの植栽に用いられてきました。

通常、実の色は赤ですが、今回は白実の品種を取り寄せ、植え付けています。
　
因みに、赤い実を付けるナンテンも敷地南側の植栽スペースに植え付けました。

こちらは、機能門柱のそばに植え付けるシンボルツリー。今回は株立ちの「アオダモ」を植栽しました。

アオダモは、近年戸建て住宅のシンボルツリーとして大変人気の高い樹木です。

葉や枝ぶりの雰囲気がとても涼やかで和洋を問わず、建物や庭に馴染む樹種です。

H様の奥様と一緒に植え付ける場所や樹木の向きを確認してもらいながら植栽を進めました。

こちらは紅葉が美しいオタフクナンテンです。

各々の植栽について、施主様にはいつもその性質や管理方法をできる限り、分かりやすく詳しくお伝えしています。　

こちらはアオダモの足元、機能門柱横のアプローチ入口の植栽です。

ローメンテナンスの低木類と、季節ごとの彩りを楽しむ一年草、宿根草を植え付けました。

（ブルーカーペット、ハツユキカズラ、トキワマンサク”黒美人”、ラベンダー”グロッソ”、ルコテー”メルベイユ”
シモツケ”マジックカーペット”エリカ”オアテシー”、ビオラ、ネメシアなど）

これまで、ホームセンターのガーデニングコーナーにはあまり足を運ばれなかったというH様ですが、
今回、ご自宅の庭に樹木や草花を植えたことによって植物に対する興味がこれまで以上に湧いてこられたそうです。

最近は、小さなお子様たちと一緒にお忙しい日常の合間にガーデンセンターで花選びをされているH様。

わが家で過ごす日常に植栽で彩りが加わり、更に楽しい毎日になりそうですね。