【エクステリアご提案図面】イングリッシュテイストのプライベートな空間と直線を基調としたアプローチの対比が鮮やかなエクステリア<つくば市 S様邸>
更新日 : 2021.07.02
リビングの格子窓から眺める、季節ごとに咲き誇る花々。
イングリッシュテイストのプライベートガーデン、憧れますよね。
S様邸の主庭は、化粧砂利のベースに石張り舗装でエリアを区切り、植栽は一段高いフラワーベッドに施されています。
このフラワーベッドの縁はベンチとしても利用でき、大人数で催されるガーデンパーティの際には大活躍します。
この主庭とは対照的に、道路に面したアプローチと駐車スペースは直線を多用した、明快でシンプルなデザインです。
4台分の駐車スペースは、全面をコンクリートで固めると息苦しく感じるため、2台分の中央部分には芝を、残りの2台分の中央には化粧砂利を敷設して、駐車スペースの景色に変化を持たせました。
また、主庭と玄関ポーチをつなぐアプローチも、淡くベージュに色づけしたカラーコンクリートを方形に打ち、周囲に芝貼りをして飛び石のように設えています。
アプローチは玄関ポーチへとまっすぐに伸び、ポーチを通り越した視線の先には、コニファー(モミ)がアイストップとして据えられています。
アプローチの舗装材は、建物の木目調に合わせ、木目調タイル(オンリーワン:シャビーウッド)を用いました。
門袖も建物の白に合わせてジョリパット塗装を施し、木目調のシンプルな装飾材に切り文字の表札、方形のポスト(オンリーワン:マルカート アヴィオン)を設置しました。
アプローチ・駐車スペースと、メインガーデンの趣を全く異にすることにより、主庭のプライベート性が一層際立つ屋外空間となりました。
双方の空間の境界は、遮蔽機能はあまりなく、空間を区切ることに重点を置いたフェンスと親子門扉(YKK AP:ルシアスフェンスH05型+シャローネSC03型)を用いています。