ワインレッドのオーニングが印象的なK様邸。
広々とした石張りのテラスは方形と乱張りの対比が美しく、2つのパターンを格子状のピンコロラインがまとめています。

テラスでゆっくりと寛げるよう、道路沿いの擁壁と、駐車場側の生垣でテラスを囲い、外部からの視線を遮断しています。

門袖は淡いベージュのジョリパット仕上げとスクリーンブロック（オンリーワン：ブリーズブリック）を組み合わせ、軽やかに仕上げました。
このスクリーンブロックは、門袖と対になる擁壁の各所でも用い、壁の印象が重くなりすぎないようにしています。

門袖を過ぎて敷地に入ると、門袖に対して45度で引かれたピンコロラインが動線を示す役割を果たし、玄関ポーチの場所を自然と教えてくれています。

オーニングの下で椅子に座ると、様々な形態の植物が目に飛び込んできます。
テラスの境界沿いは化粧砂利が敷かれ、その中に乾燥に強い高木から低木、草本類までがゆったりと植えられています。

駐車スペースは、3台分を確保しています。
オーニングの直線的なラインに合わせて、カーポートも屋根のラインがストレートのもの（YKK AP：エフルージュグラン 縦連棟）を選びました。
全体的にスカイラインがすっきりとまとまり、植栽された植物たちとの対比がより際立ちます。