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【低木】 ヒイラギナンテン Mahonia japonica 〈常緑広葉樹〉

更新日 : 2021.07.03
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エキゾチックな実なりの姿!
軸の赤とブルーベリーのような実の色の
コントラストは抜群です。


古来日本の庭に植えられてきた
ヒイラギナンテン。
学名の種小名は「japonica」、
つまり日本の植物という意味ですが、
全く日本の野山に育っていなさそうな風貌。

原産地は中国からヒマラヤ、台湾です。
日本には17世紀には
導入されていたそうですから、
植物学者が日本で
ヒイラギナンテンを見かけて
命名したのだと思います。
 
 

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和名の由来は見てそのまま、
葉の姿はヒイラギ、
株姿はナンテンに似ていることから
この名が付きました。

常緑の照葉、羽状複葉
(葉が軸の左右に羽のように並ぶ形態)。
庭でも目を引くそのフォルム、
オーナメンタルプランツとして
抜群の効果を発揮します。
 
 

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近年、ヒイラギナンテンと言えば
「マホニア・コンフューサ」が大人気。

↓こちらで紹介しています。
https://lia-garden.com/index.php?itemid=248&catid=52


今回ご紹介しているヒイラギナンテンは
マホニア・コンフューサの人気に押されて
多少人気に陰りが出ていますが、
時代は巡る…はず。

昭和の時代にこぞって植えられた
ソテツやアツバキミガヨラン
(ユッカ・グロリオサ)が
現在こんなに人気なのですから。

またヒイラギナンテンが
改めて見直される時が来ると思います。
 
 

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日向でも半日陰でも
問題なく育つヒイラギナンテン。
上の写真の手前は日向、
奥は高木の足元に育つ半日陰の状態です。

葉色は日向より半日陰の方が
美しいブルーグリーンで、
葉も大ぶりになって育ちます。
 
葉にはヒイラギのような棘があるため、
庭の中で防犯上重要な箇所に
植え付けるのも良いと思います。

樹高は大きくなっても2mほど。
叢状にこんもりと茂ります。
 
 

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秋には上の写真のように
葉が紅葉、常緑樹なのに。

そしてその葉は春まで残り、
3月頃から鮮やかな黄色の花が
咲き始めます。

長い花穂にびっしりと花を付け、
この時期一際目を引きます。
花の少ない時期に有難い存在です。
 
 

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そして美しい実が付くのが初夏、
まさにこの季節です。
葉の下に隠れてひっそりと実る印象ですが、
白い粉を纏った藍色の実、
本当に美しいですよね。


こうして見ていくと、
インダストリアル系や
ブルックリンスタイル、
和モダンの建物にも馴染む雰囲気を持つ
ヒイラギナンテン。
大株に育てると更に迫力が増します。

性質も強靭で自然に樹形は整いますので
剪定の手間は殆どかかりません。


樹高が大きくなりすぎたと感じた場合は、
3月頃、地際から幹を切り取って
ボリュームダウンを図るか、
枝分かれしている部分の上部を
カットして調整します。


マホニア・コンフューサも
涼しげで良い雰囲気ですが、
こちらのヒイラギナンテンも
なかなか味わい深いです。
おすすめです!
 
 

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