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【中木】 ゲッケイジュ Laurus nobilis 〈常緑広葉樹〉

更新日 : 2021.07.05
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こんなに愛らしい、
優しい花を付けるゲッケイジュ。

ちょうどソメイヨシノの花が
終わりを迎える頃です。
一家に1本、植えて損なし!の
ゲッケイジュをご紹介します。
 
 

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ゲッケイジュといえば、
この葉のイメージですよね。

地中海沿岸原産のゲッケイジュは
独特の硬い革質と、
波打つ葉の縁が特徴です。

日本には明治時代に渡来しました。
ベイリーフ(bay leaf)は、
沿岸育ちであることから名付けられた別名です。
「ローリエ」の方がより一般的な別名ですね。 
 
 

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ゲッケイジュはギリシャ神話に登場し、
古代から人類と密接な関係を持つ樹種。
聖なる樹木として神聖視されてきました。

やはりその葉の香りは、
古代の人々にも
特別な印象を与えていたのだと思います。
 
 

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現代の私たちにとっては、
カレーやシチュー、煮込み料理に
乾燥した葉を入れると、
風味豊かに、美味しくなりますよね。

庭先に植えて
料理の最中にちょっと1、2枚…
と思うのですが。

生のローリエの葉は苦みが強く、
香りも弱いので料理には適しません。
残念。
 

盛夏の朝方に大きな葉(古い葉)から採取し
2~3週間乾燥させると、
いつも料理で使うローリエの出来上がり。
枝ごと剪定して干しておいても大丈夫です。 

上の写真のように
スタンダード仕立てにするために、
夏場に枝を剪定するのも良いですね。
 
 

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ゲッケイジュはそのまま放置すると、
樹高が5~10mほどになります。

やはりこまめに剪定して
ご自宅で葉を使ったり、
ご近所に配るのがベストですね。
 
 

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ゲッケイジュは雌雄異株。
上の2枚はゲッケイジュの雄花です。
こんもり、もこもこしていて
何とも愛らしいですね。

葉も料理に使えますが、
花もなかなか良いものです。
 
 

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こちらの2枚は雌花です。
雄花よりもすっきりとした印象。
清楚で味わい深いです。
(縁が波打つ硬い葉との
 コンビネーションも抜群です)

これらの雄花と雌花は
筑波実験植物園で撮影しました。
隣同士に植えられているので
受粉もたやすく、
秋にはしっかりと実が付くと思います。
 
 

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ミモザの花は
華やかな黄色で春の訪れを告げますが、
ゲッケイジュは
美しいマットで硬い葉、
クリームイエローのこんもりとした花姿で
とても上品な印象です。

学名に「nobilis」とありますが、
これは「上品(noble)」からきているそうです。
なるほど納得です。
 

ゲッケイジュは日当たりを好みます。
しかし半日陰の場所でも
耐えてゆっくりと育ちます。

土質は水はけがよければ、
さほど選びません。
根付くまでは乾燥は禁物ですが、
根付いてしまえば
乾燥気味でも全く問題ありません。


茨城県南エリアでは問題なく冬越しできますが、
「筑波おろし」が吹く時期に
きちんと根付いていないと、
枯れてしまう恐れがありますので
ご注意ください。

刈り込みにも耐えますので、生垣や
先ほどご紹介した写真のように
スタンダード仕立ても良いと思います。
 

料理にももちろん使え、
春の花姿も上品。
ゲッケイジュ、
やはり一家に1本おすすめです。
 
 

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