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【草本類】 アサギリソウ Artemisia schmidtiana 〈落葉多年草〉

更新日 : 2021.07.05
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繊細な葉の切れ込み、
爽やかなシルバーグリーンの葉色も魅力的!

栽培が難しそうな雰囲気が漂う
アサギリソウですが、実はとても性質強靭。
お庭の頼れるシルバーリーフプランツ、
アサギリソウをご紹介します。
 
 

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アサギリソウの日本での自生地は
東北から北海道にかけての日本海側、
海岸地や高山帯の岩場です。

吹き曝しの岩場、
潮風を浴びても逞しく育つアサギリソウ。
ビジュアルのイメージからは
あまり想像できないですね。

実際に育ててみると、かなり性質強靭。
根元は木質化し、大株に育ちます。
 
 

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そんな逞しいアサギリソウ、
上の写真のような植栽スペースの
エッジ部分やロックガーデンに植え付けると、
状態良く育ちます。
草丈も、間延びしなければ
10~20cm程度です。

日当たりと風通し、水はけの良い土壌を好み、
夏場に株が蒸れると草姿が乱れます。

蒸れてしまった場合は、
思い切って茎をピンチします。
時期と環境によっては当年、
遅くとも翌年春にはすっかり萌芽して
また元気に育ってくれます。
 
 

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上の写真は我が家の南向き、
通年乾燥気味の花壇に植えられた
アサギリソウです。

毎年夏に地上部を根元から少し残して、
あとは全てカットしていますが、
秋には再萌芽し、冬には葉が枯れ、
そして春に再びふんわりと芽吹いてきます。
本当に丈夫で扱いやすい優良種です。
 
 

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アサギリソウはキク科ヨモギ属。
上の写真は初秋のアサギリソウの蕾です。
開花の際は花茎が立ち上がります。

花は、葉の見栄えに比べると地味!
それもまたよし、温かく見守りましょう。

是非風通しと日当たりのよい場所で、
根付くまでは水切れに注意して、
アサギリソウを逞しく育ててみてください。
そのふわふわの株姿、
きっと癒されると思います。
 
 

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