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【中木】 クロフネツツジ Rhododendron schlippenbachii 〈落葉広葉樹〉

更新日 : 2021.07.05
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「ツツジの女王(Royal Azalea)」、登場!
この名が付いた理由が、
実際の花を見ると本当によくわかります。

今まさに見頃を迎える銘花、
クロフネツツジをご紹介します。
 
 

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大ぶりな花弁、
ふんわりとした優しい花姿。
花色は柔らかく、淡い桃色。
とても優雅な雰囲気のクロフネツツジです。

中国の東北部、ロシア極東部、
朝鮮半島に自生するクロフネツツジは、
江戸時代初期に日本に導入されたそうです。

現在では日本で
クロフネツツジの品種改良が進み、
自生地である韓国に逆輸出するほどだそう。

クロフネツツジの魅力に
取り憑かれた身としては、
品種改良を進めた日本人の気持ちが
よくわかります。
 
 

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原産地が茨城県南よりも随分と寒い地方ですので、
うまく育つかな…という感じですが、大丈夫!
茨城県南エリアでもよく育ちます。

樹高は自生地では4mほどになりますが、
日本で栽培されているものは
そこまで大きなものはなく、
1~2mほどと考えてよいと思います。
 
 

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上の2枚の写真は、
筑波実験植物園の落葉樹林下に咲き誇る
クロフネツツジです。
樹高は2mほどあります。

ソメイヨシノがちょうど満開を迎えた頃、
クロフネツツジも同じく
花の盛りを迎えます。

わずかに芽吹き始めた落葉樹の林の中、
一際目を引く優雅な花姿でした。
 
花は、葉の展開と同時、
もしくは葉の展開前に開花します。
 
 

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こちらは植木の生産圃場に育つ
クロフネツツジです。
先端が丸みを帯びた5枚の葉が、
枝先に輪生状に展開します。

私たちが普段目にするツツジと比べると、
雰囲気がかなり違いますよね。

ご自宅の庭に植え付ける際は
日向~半日陰
(午前中いっぱい日が当たる場所)
が良いでしょう。


クロフネツツジは涼しい気候を好みます。
しかし「筑波おろし」などの
寒風は避けた方が無難です。

夏場も比較的温度が低くなる高木の足元で、
寒風を遮断できる場所に
植え付けるのが良いと思います。


クロフネツツジは他のツツジと同様、
酸性の土壌を好みます。
買い求めたクロフネツツジの鉢の
約2倍の深さの穴を掘り、
腐葉土もしくはピートモスと、
掘り上げた土を混ぜ込み、
鉢とともに埋めます。

この際、深く植えすぎないよう、
また苦土石灰などで
土壌を中和しないようにしましょう。
 
 

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優雅で上品なクロフネツツジ、
淡い花色と丸みを帯びた花弁、
輪生する葉の姿は
和洋を問わず、お庭に馴染みます。

是非お手元でその花姿を
じっくりとご覧ください。
あなたもクロフネツツジの虜になること、
間違いなしです!
 
 

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