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【メインツリー】 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャノキ) Chionanthus retusus 〈落葉広葉樹〉

更新日 : 2021.07.06
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綿雪?
しかも「ナンジャモンジャ」って、
その名前はどうなの…
とツッコミたくなります。

「ナンジャモンジャノキ」というネーミングに
クセがありすぎて、
「ヒトツバタゴ」の名前があまり知られていない…
かもしれません。
 
 

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ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉高木です。
実は「ナンジャモンジャ」という名前は、
見慣れない立派な植物・怪木・珍木を見て、
地元の人々が名付けた愛称です。

ですので、実は「ナンジャモンジャ」
と呼ばれる植物は、他にもあります。

例えばイヌザクラやボダイジュ、
ホルトノキなどです。

しかし、
「ナンジャモンジャ」と呼ばれる樹木で
最もメジャーなのは
ヒトツバタゴで間違いないと思います。

(コケの仲間では
「ナンジャモンジャゴケ」という品種が
 あるそうです…こちらは正式名称!)
 
 

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確かに、元々個体数がそれほど多くなく、
しかもこんなにインパクトのある
花の付き方をされると
「ナンジャモンジャ!」となるかも。

ヒトツバタゴの花期は5月頃。
枝いっぱいに純白の花を付けます。

その姿はまさに圧巻!
日本各地の街路に植えられることもあり、
「ナンジャモンジャ通り」
と名付けられています。
 
 

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ヒトツバタゴの自生地は
日本では本州(長野・岐阜・愛知)、
長崎県対馬。

限られた地域に、
しかも飛び地で自生しているのが面白いですね。

この分布ですと、知る人ぞ知る、
そして知らない人が満開のヒトツバタゴを見て
「ナンジャモンジャ!」
となったのも何となく頷けます。


その他、海外では朝鮮半島、中国、
台湾などに自生しています。
上の写真のように、自生地では
丘陵のやや湿った場所に育ちます。

樹高は大きなもので30mにもなるそうです!
庭木の流通としては、
苗木から樹高2~3mのものが主流です。
 
 

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枝にもりもりと花が付いているので、
ひとつひとつの花うをじっくりと見る機会が
あまりないかもしれません。

何と繊細な花弁!
ナンジャモンジャの印象が
がらりと変わりますね。
爽やかな五月の気候にぴったりの
花姿だと思います。
 
 

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一方、秋のヒトツバタゴの黄葉も
なかなか良いものです。
こんがりと色づいた、黄金色の葉!
 
 

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おまけにこのような黒い実も付きます。
この実を見ると、
プリペットやネズミモチなどの
モクセイ科の仲間だと
感じられると思います。

ヒトツバタゴは
日当たりと水はけの良い場所を好みます。
性質は強靭ですので、
根付いてしまえば
管理の手間はかかりません。
 
 

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ひとつ注意することと言えば、
狭い場所に植えると
剪定なしでは維持できない、
ということです。

大木になるポテンシャルを持つヒトツバタゴ、
繊細な花弁を手元で間近に見たい方は、
株のサイズを適宜剪定で
抑える必要があります。

でも、あの花姿を一度間近で見てしまったら
苗木で買い求めてしまいたくなりますね!

広いお庭でのびのびと育てるもよし、
スペースがあまりなければ、
こまめに剪定して
コンパクトに樹形を維持するも良し。

オリジナルなヒトツバタゴの楽しみ方を
見つけてみてはいかがでしょう?


※どうしても樹高が高くなりすぎるのが困る!
でもヒトツバタゴの花を自宅で楽しみたい!
という方に裏技です。

アメリカヒトツバタゴ(Chionanthus virginicus)は
日本のヒトツバタゴに比べると
樹高がコンパクトにまとまり、
しかも花も育て始めてから
早い段階で見ることができ、
更には花に芳香がある!という、
庭木に向いた品種です。

私は実際にアメリカヒトツバタゴの姿を
見たことがないのですが、
東京の小石川植物園で見ることができます。
苗木も通販で取り寄せ可!
こちらも試してみる価値がありそうです。
 
 

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