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【メインツリー】 ジューンベリー Amelanchier 〈落葉広葉樹〉

更新日 : 2021.07.07
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やっぱりサクラ、いいですねー!
茨城県南ではまさに今、
ソメイヨシノが満開です。

ちょっと近くに出かけた際も、
あそこにも、ここにも
ソメイヨシノがあったのか、と
来年の開花に向けて
場所を再確認する次第です。

そんなソメイヨシノの花が散り去り、
ヤエザクラが咲き始めるころ、
今回ご紹介するジューンベリーの花も
咲き始めます。
 
 

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近年、シンボルツリーとして知名度が上がり、
メジャーな存在になったジューンベリー。
和名は「アメリカザイフリボク」といいます。

ということで、日本には
「ザイフリボク」という種が
自生していますが、
庭木としての流通は殆どなく、
圧倒的に日本では
「アメリカザイフリボク」が主流です。

「采振木」と書いてザイフリボク。
指揮官が振る「采配」に
白い花が似ていることに
由来しているそうです。
 
 

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青空をバックに
清々しく咲き誇るジューンベリー、
とても爽やかです!

花は葉が展開する前、
もしくは展開と同時に開花します。
樹高は3~5m程度。
シンボルツリーとして手頃なサイズです。

生長はやや遅めであるため、
剪定の手間もさほどありません。
 
 

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そして6月。
「June Berry」の由来は
その実なりの時期です。

梅雨前には赤い小粒の実が
たわわに実ります。
生食もできますし、
ジャムなどに加工しても美味!
 
 

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そして見た目もとてもチャーミング!
収穫しきれなくても、
観賞価値は高いです。

ジューンベリーの葉は葉裏が粉白色。
葉全体が若干青みを帯びています。
葉と実の鮮やかな赤とのコントラストは絶妙!
初夏の庭を爽やかに彩ります。
 
 

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上の写真のように、
黒く熟すと本当に甘くなります。
しかし、どの果実もそうですが
人間よりも鳥たちの方が、
その収穫時期を
より的確に把握しています…。

ここまで黒く熟す前に、
たいていの実は鳥に食べられてしまいます。
赤い実ももちろん美味しいのですが、
やはり甘みを求めるならば、
日々鳥たちをけん制しながら
ぎりぎりの熟す時期を
見極める必要があります。
 
 

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上の写真は、
株立ちのジューンベリーです。
樹形は比較的自然に整います。
枝が込んできた場合は、
枝を透かす剪定を行う程度で大丈夫です。
 
 

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更には紅葉!
秋には葉が黄色に色づきます。

庭に植え付ける際は
日当たりのよい場所が良いでしょう。
秋の黄葉も日当たりが良い方が
鮮やかに色づきます。
水はけのよい、肥沃な土に植え付けます。
 
 

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管理の手間もさほどかからず、
花よし、実よし、黄葉よし!と
いいこと尽くしのジューンベリー。
ご家族で鳥たちをけん制しながら、
実を収穫する楽しみを是非!
おすすめです!
 
 

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