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【グランドカバー】 ラミウム Lamium 〈落葉多年草〉

更新日 : 2021.07.08
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シルバーホワイトのメタリックな葉色、
本当に見事です!
しかし…葉緑素、あるの?
光合成できる?
とこちらが心配してしまうほど、
白の面積が広い葉姿。

あまり日当たりの良くない場所で
生き生きと育つところを見ると
大丈夫のようです(^^;)

半日陰や日陰の庭に最適なグランドカバー、
ラミウムをご紹介します!
 
 

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日本で流通しているラミウムは主に2種、
上の写真のマツラクム種 Lamium maculatum と、
ガレオブドロン種 Lamium galeobdolon です。

マツラクム種は特に近年人気を博し、
ホームセンターのカラーリーフコーナーなどで
よく見かけるようになりました。


ラミウム・マツラクムの原産地は地中海沿岸。
特に夏場の日当たりを嫌うため、
植え付けは半日陰の風通しの良い場所が
おすすめです。

落葉樹の足元やホスタガーデンなどに添えると
マツラクム種の良さを
存分に発揮できると思います!
 
 

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上の写真はラミウム・マツラクム
‘ピンクパール’です。
つくば市の商業施設の前庭に、
びっしりと密に地面を覆っていました!

紫色に色づいた葉は
冬の紅葉の名残り。
4月中旬に撮影した時は、
既に新芽が出揃っていました。
 
 

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花色はローズピンクで、
春の終わりごろから咲き始めます。
草丈は花のない時期は10cm、
花茎があがっても20cm程度にとどまり、
地面を低く、密に覆ってくれます。
 
 

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一方、ラミウム・ガレオブドロンは
ヨーロッパ~アジア西部原産。
原産地を比べてもわかる通り…、
ガレオブドロン種の方が断然、
日本(茨城県南エリア)では生育旺盛です。

斑の入り方はマツラクム種より
面積が狭いですが、
半日陰~日陰の場所でよく映える葉色です。
 
 

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ラミウム・ガレオブドロンの別名は
ツルオドリコソウ。
その名の通り、
匍匐枝(ランナー)を伸ばし、
地面を瞬く間に覆います。

開花時には花茎が立ち上がり、
草丈20~30cmほどになります。
 
 

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とにかく半日陰や日陰の場所でも良く育つ!
冬場は落葉しますが、宿根草ですので
春になるとまた芽吹いてきます。

バックヤードの雑草対策でお困りの方、
半日陰や日陰の庭で丈夫に育つ
グランドカバーをお探しの方などに
お勧めのラミウムです!
 
 

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