たわわに実る、
小粒の赤い実はとても鮮やか。

夏も冬も美しい照り葉をつけてくれる、
おすすめのシンボルツリー、
ナナミノキをご紹介します！
　
　

　
まっすぐに伸びる主幹に、
スマートな照り葉を涼しげに付ける
ナナミノキ。

昔から日本の庭に植えられてきた
モチノキの仲間で、
葉の姿や全体の雰囲気がすっきりしており、
近年では和モダンや洋風の庭の
シンボルツリーとしても
用いられるようになりました。
　
　

　
ナナミノキ、
名前がちょっと変わっていますよね。

由来は諸説ありますが、
漢字で書くと「七実の木」。
「七」という文字には
「多い」という意味があるそうで、
たくさん実が付くことから
この名前になったとか。

　
静岡県以西の山地に自生するナナミノキですが、
茨城県南で植え付けた場合も、
何ら問題なく元気に育ちます。

植え付け場所は日向でも日陰でも大丈夫です。
生長はゆっくりですので、
頻繁に剪定など行う必要もありません。

もし剪定を行う場合は
一気に枝を落とさず、弱めの剪定がおすすめです。
　
　

　
6月に見頃を迎える、
可愛らしい薄紫の小さな花！

ナナミノキは雌雄異株で、
雄木と雌木があります。
こちらは雄木の花で、
雌木よりもたくさん花を付けます。

雄木には実は付きませんが…(^^;)
雌花も似たような花色と花の大きさです。

実の付かない常緑のシンボルツリーを
お探しの方には雄のナナミノキ、おすすめです！
もちろん、鈴なりの実を楽しみたい方は雌木を！
　
　

　
ソヨゴやシマトネリコなどの
メジャーなシンボルツリーではつまらない！
とお思いの方、
和モダンやスタイリッシュなテイストのご自宅に
何を植えようかお悩みの方、
ナナミノキを是非候補に入れてみてください！