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エクステリア・ガーデン設計施工のリアガーデン

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【グランドカバー】 クリーピングタイム Thymus serpyllum 〈常緑多年草〉

更新日 : 2021.07.08
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小さな花の冠を敷き詰めたような、
愛らしい光景!

「タイム」というと、
肉・魚料理やピクルスに欠かせない
ハーブのイメージですよね。

こちらのタイムは「クリーピング(creeping)」、
つまり地面を這って育つタイムです。

痩せ地でも、ロックガーデンでも、
少しの土しかない場所でも、
とにかく良く育つ!

愛らしく逞しいクリーピングタイムをご紹介します。
 
 

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近年、ホームセンターで30×30cm、
またはそれ以上のサイズで
マット売りされていることもある
クリーピングタイム。

とにかく土壌が合って育ち始めると、
一面を密に覆うタイプの植物です。

ですので、植え付け当初に
雑草の種などが土に混入していなければ、
一度その場所をクリーピングタイムが覆うと、
雑草すらなかなか育たないのです!

グランドカバープランツとしてかなり優秀、
しかもかわいい花が付き、
おまけにタイムの香りも楽しめる!
良いことづくしの植物ですね。
 
 

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上の写真のような感じで、
植栽スペースの際に植え付けると
土の流出を防いでくれます。

クリーピングタイムは日当たりを好むため、
植栽スペース側よりも
園路側に這って伸びようとしますので
毎年1回程度は、
匍匐する茎をピンチ(切り取り)すると
美しく草姿が保たれます。

花が終わったあとの花がらを
カットするのと同時に
ピンチすると良いかと思います。
 
 

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花のない時期は、上の写真のような状態です。
株は青々と茂り、
茨城県南エリアでは
冬場は少しだけ地上部が茶色になりますが、
殆ど見劣りなく緑量が保てます。
(株が寒さで枯れることはまずありません。)

駐車場のコンクリート土間の目地や園路の縁、
お庭の中で雑草が生えてほしくない箇所など、
様々なシーンで重宝します。

多少植物を踏んでしまっても大丈夫。
踏むと、タイムの良い香りがしますよ!
 
 

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開花時期は6~7月。
ピンクのラブリーな花姿がちょっと苦手…
という方には、
白花品種もあり、こちらもおすすめです!
 
 

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