【メインツリー】 ロドレイア・ヘンリー Rhodoreia henryi 〈常緑広葉樹〉
![イメージ](https://lia-garden.com/wordpress/wp-content/themes/site/images/2021/07/pixta_21301728_L2-scaled.jpg)
何やらあまり巷では見かけない花姿、
花弁と雄しべの多さが際立ちます。
落ち着いた花色、何となく大人っぽい印象です。
葉は比較的分厚く、常緑性。
ロドレイア・ヘンリーは、
中国からミャンマーが原産の、
シンボルツリーにおすすめの常緑樹です。
暖地性の植物ですが、
茨城県南エリアでは露地で十分越冬できます。
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花は3月上旬ごろからぽつぽつと咲き始め、
ソメイヨシノが開花する頃まで
時間をかけてゆっくりと咲き揃います。
俯いて咲く花姿は何とも健気。
シンボルツリーとしてある程度樹高がある場合でも、
木の下からもよく花の様子を伺うことができます。
和名は「シャクナゲモドキ」。
花はシャクナゲに似ていませんが、
葉色やその姿が、確かにシャクナゲに似ています。
若干青みを帯びた常緑の葉色は
緑の少ない冬でも青々と茂ってくれます。
![イメージ](https://lia-garden.com/wordpress/wp-content/themes/site/images/2021/07/ロドレイア3.jpg)
こんな感じで!
花付きもとてもよく、
木の下からでも花がよく見えます!
なかなかエキゾチックな雰囲気ですね。
![イメージ](https://lia-garden.com/wordpress/wp-content/themes/site/images/2021/07/pixta_27515993_XL-scaled.jpg)
上の写真は、
ロドレイアの蕾を木の下から見上げたものです。
特筆すべきは、葉裏の色!
マットな白色がとても目を引きます。
俯いて咲く花姿と、
上品な葉裏の白のコントラストは本当に見事!
花期も長く、早春の庭をいち早く彩ってくれます。
![イメージ](https://lia-garden.com/wordpress/wp-content/themes/site/images/2021/07/pixta_9713598_XL-scaled.jpg)
一般的には、
小さな苗木から中木程度の樹高のものが
多く出回っていますが、
将来的には3m~5m程度まで大きくなります。
生長はゆっくりですので、
剪定などの手間は殆どかかりません。
シンボルツリーとして、
気負うことなく安心して植えられます。
![イメージ](https://lia-garden.com/wordpress/wp-content/themes/site/images/2021/07/pixta_41579147_XL-scaled.jpg)
植え付ける場所は
日向~半日陰が良いと思います。
株元が乾燥するのを嫌いますので、
低木類や草本類をアレンジして植えたり、
分厚くマルチングをすると良いでしょう。
ありきたりのシンボルツリーはつまらない!
という方、
冬もお庭に緑が欲しい!という方に
おすすめの逸品です。