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【草本類】 アカンサス・モリス Acanthus mollis 〈常緑多年草〉

更新日 : 2021.07.08
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この圧巻の花姿!
比較するものが画像に映り込んでいないので、
お伝えしづらいのですが、
例えるならば…
花穂は野球のバット1本分ほどの大きさと太さです。

株が大きくなると、
1株から数本の花穂が立ち上がります。

オーナメンタルプランツの代表格、
アカンサス・モリスをご紹介します。
 
 

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見れば見るほど個性的なフォルムですね。
アカンサス・モリスは
地中海沿岸が原産の常緑多年草です。

特にギリシャでは、
アカンサスは「国花」とされており、
大変ゆかりの深い植物となっています。

ギリシャでは、アカンサスは
「不死」の象徴として扱われ、
古代ギリシャ建築の柱の装飾には
アカンサスの「葉」がモチーフとして
用いられています。

花も大変個性的ですが、
古代ギリシャでは花よりも「葉」の方に
人々の関心が寄せられていたのでしょう。
 
 

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確かに、
大ぶりの葉には深い切れ込みが入り、
夏も冬も美しい照り葉を旺盛に伸ばしている姿は
古代ギリシャの人々が
「不死」の象徴として捉えたのも頷けます。
 
 

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実は日本の皇居外苑でも、
アカンサスがあしらわれている構造物があります。

上の写真は、北の丸公園にある
二重橋に作られたブロンズ製の高欄(人止柵)です。
確かにアカンサス!
葉と花の雰囲気が良く出ていますね。
 
和名は「ハアザミ」で、
明治~大正時代に
国内に持ち込まれたそうです。

アザミの仲間ではないのですが、
葉の形がアザミに似ていることから、
そのように呼ばれてきたのでしょう。

株は育つと大変立派になり、
1株で葉張りが1m程度になることもあります。
性質は大変強靭で、半日陰でも育ちます。
ただ、花穂が大ぶりで長いため、
しっかりと直立した花穂の姿を楽しみたい場合は
日向に植え付けることをおすすめします。
 
 

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6月ごろから、
上の写真のように花穂が立ち上がってきます。
花穂の高さも、1mを超えるほどの大型です。

因みに、学名のアカンサス Acanthus は
ギリシャ語のakantha(とげ)に由来するそうで、
花の苞(ほう)の部分には鋭いとげがあります。

花が終わり、
花穂をピンチして除去する際には
「とげ」にご注意ください!
 
 

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アカンサスは意外と和風建築にも馴染みます。
近頃は和モダンの住宅も
多く建てられていますので、
お庭にアカンサス、おすすめです。

花色が紫~白ベースで派手に主張しすぎず、
また葉色が濃く、
照り葉であることが
大きなポイントだと思います。
 
 

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開花期には味わい深い花色と
独特のフォルムを楽しむことができ、
それ以外の時期でも、
冬も青々と茂る大ぶりな照り葉は
お庭の草本類としては
主役級の活躍をしてくれると思います。

近年は、白花種の
「アカンサス・モリス アルバ」や
葉に白い斑が入り、苞の色が白、花が桃色の
「アカンサス ‘ホワイトウォーター’」など、
続々と改良種が出回るようになってきました。

ますます目が離せないアカンサス、
是非お庭にいかがでしょう?
広い植栽スペース、
こまごまと植物を植えるのも、
手入れも面倒だという方にも
本当におすすめの逸品です!
 
 

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