【低木】 コルクウィッチア・アマビリス Kolkwitzia amabilis 〈落葉広葉樹〉
更新日 : 2021.07.13
優しい桃色の満開の花姿、
定番のアベリアに似ていますが、
この花はコルクウィッチア・アマビリスといいます。
コルク?ウィッチ??・・・
あまり聞き慣れませんが、
性質のとても強い、
育てやすい有望種です。
写真ではわかりにくいのですが、
淡い緑の葉には細かな「産毛」が生えています。
更に、漏斗状の花の付け根には、
ふさふさとした白い毛が生えます。
それらも効果的に働き、
全体的にとても柔らかで
ふんわりとした印象の品種です。
蕾の桃色と、
花弁の淡いピンクのコントラストもいいですね。
和名は「ショウキウツギ」。
中国原産の落葉低木です。
…といっても、環境が合った場合、
完全に放置すると樹高は2mほどになります。
耐寒性も耐暑性もあり、
病虫害も殆どないため、
茨城県南や千葉エリアでは
栽培がとても簡単です。
満開時の花姿、本当に見事ですね。
柔らかなアーチを描く枝に、
小さな花がびっしりと付きます。
枝垂れる枝を利用して、
フェンスやパーゴラに絡ませたり、
ここまで株を大きくしたくない場合は、
お好みの大きさに刈り込むと
そのサイズで花を咲かせてくれます。
ホームセンターの園芸コーナーで
時折見かけることもありますが、
まだまだ日本では認知度の低いコルクイッチア。
植物通販の老舗で苗の品質も抜群の
「おぎはら植物園」 https://www.rakuten.co.jp/ogis/
では、年間を通して
コルクイッチアの苗が入手できるようです。
是非サイトを覗いてみてください。