【つくば市 I様邸】 頑丈な折板カーポートで台風シーズンも安心なエクステリア
つくば市のI様邸は
モノトーンで色調を抑え、
シックで引き締まった印象の
平屋住宅です。
広々とした敷地内で
車を切り返せるようなプランを
当初I様はご希望でした。
しかし、車の動線や全体の雰囲気を考え、
駐車スペースは4台分を確保し、
その他のエリアは将来的に
芝を貼ったり、
ウッドデッキを設置したりするために
フリースペースとして
確保することになりました。
こちらが今回、駐車スペースに設置した
折板カーポートです。
(YKK AP:レオンポートneo 2台用
55-60 標準柱タイプ(角柱)
色/プラチナステン)
近年勢力を強め、
甚大な被害をもたらす台風。
強風対策として、
スチールの折板屋根ふき材を用いた
カーポートの設置を検討される方が
増えてきています。
加えて、茨城県南エリアは
「筑波おろし」
(冬期に北西から吹きおろす寒風)もあり、
しっかりとした強度の折板カーポートは
とても頼りになりますね。
因みに、レオンポートneoの耐風圧強度は
風速46m/秒相当。
上の画像では、
最も濃い青色の部分
(鹿児島県の種子島や屋久島)が
風速46m/秒の風が吹くと
予想される地域です。
茨城県南地域は
風速34m/秒のエリア。
レオンポートneoの使用可能基準を
大きく下回っています。
レオンポートneoの2台用を設置した箇所は
土間コンクリートを打設しましたが、
残りの駐車スペース2台の部分は
今回、40-0砕石を敷設しました。
「40-0砕石」とは、
採石場で採取された岩を
クラッシャーで砕いたものです。
「40」と「0」は
砕石の粒の直径を表しています。
つまり、
40-0は「直径40mm~0mm」の砕石、
ということになります。
粒径が揃っていない砕石を敷き込むことにより
径の大きな石の間に小さな石が入り込み、
敷設面が固く締まって安定します。
将来、この部分に
土間コンクリートを打設する場合は、
砕石を土間の下地として
再利用することができます。
逆に「やっぱり芝を貼りたい」となった場合、
土間を打ってしまっていると
土間の解体と撤去処分が大変ですが
砕石ですと、その手間と費用が
大幅に軽減されます。
現在ご夫婦でお住まいのI様、
常時駐車するのは2台分、
加えて来客時にもう1~2台駐車する、
という使用頻度ですと、
4台分の駐車スペースのうち
2台分は40-0砕石の敷設でひとまず十分、
ということになりました。
一方、こちらは
建物と門袖の風景。
リビングの掃き出し窓の前は
将来、ウッドデッキの設置が
予定されています。
門袖の化粧ブロックは、
白の建物外壁と対照的な色合いのものが
採用されました。
(化粧ブロック
東洋工業:ソリッドストーン エッジ
色/ダークグレー
+笠木
東洋工業:クオリーキャップ
色/クオリブラック)
道路から玄関ポーチまでの距離が短いため、
ブラックの2丁掛けピンコロラインで
高低差を解消しています。
また、門袖前の花壇縁取りは
暗い色調に映えるよう、
白のピンコロを使用しました。
門袖前に植栽が加わると、
門廻りがより柔らかい印象になり、
華やいだ雰囲気を演出できます。
加えて、駐車スペースから
玄関ポーチに向かうアプローチには
縁から15cm幅で
6号砕石のスペースを設けています。
ここに埋め込み式のソーラーライトを
I様が設置予定です。
ソーラーライトは価格もお手頃で
設置も据え置くだけ、
故障した際の交換も簡単ですので
お庭にライト設置をお考えの方には
弊社もよくお勧めしています。
お打合せ当初から
エクステリアに対する明確なご要望を頂き
プランも滞りなく、
スムーズに作成することができました。
またお庭のことで
お困りごとがございましたら
いつでもご連絡頂ければと思います。
外構工事と写真撮影にご協力頂きました
つくば市のI様、
本当にありがとうございました!